1月12日に話題となったキーワードは 「資さんうどん」 です。
北九州発のうどんチェーン「資さんうどん」が、関西や首都圏への出店とテレビ番組での特集をきっかけに一気に注目を集めています。現地からは行列や混雑の様子、味やメニューへの評価、すかいらーく傘下入りへの本音など、さまざまな声が広がっています。
北九州発のうどんチェーン
福岡県北九州エリアで親しまれてきた資さんうどんは、うどんだけでなく丼物やおでん、名物のぼた餅まで揃う“何でもある”スタイルの店として知られてきました。長く「北九州のソウルフード」と呼ばれてきた存在です。
テレビ特集と全国展開
最近はバラエティ番組で取り上げられたことや、奈良・大阪・兵庫・千葉・東京など本州各地への出店が相次いでいることから、一度行ってみたいという人が一気に増えたと考えられます。
注目される理由
ボリュームのあるうどんと丼のセット、甘めのつゆ、24時間営業や早朝営業の店舗など、利用しやすさと満足感の高さが「行列してでも食べたい」という気持ちにつながっているようです。
北九州ローカルの味だった資さんうどんが、一気に全国デビューして盛り上がっている状況なのだ。
資さんうどんとはどんな店か
資さんうどんは、北九州で生まれたうどんチェーンです。やわらかめでなめらかな麺に、少し甘みを感じる濃いめのつゆが特徴で、肉ごぼ天うどんやぼた餅などの定番メニューがよく知られています。
公式アカウントは、読み方が「しさん」ではなく「すけさん」であることや、出汁を毎日店舗で丁寧に取っていることなどを定期的に発信し、ブランドのこだわりを伝えています。
うどんはコシの強い讃岐系とは違い、柔らかくもちっとした口当たりが特徴です。「柔らかめのうどんと甘めの出汁が新鮮」「やわやわ麺が少し苦手」という声がどちらもあり、まさに九州のローカルスタイルに慣れているかどうかで好みが分かれている印象です。
メニュー構成も特徴的で、肉ごぼ天うどんとミニカツ丼のセットや、好きなうどん・丼・ぼた餅を組み合わせられる「しあわせセット」など、“お腹いっぱいになれること”が重視されています。量も味も含めて、家族での外食や友人同士の集まりに使いやすい店と受け止める人が多いようです。
うどん単体というより「うどん+丼+甘いもの」まで一度に楽しめるところが、資さんうどんらしさと言えます。
なぜ今こんなに話題なのか
いま注目が集まっている理由の一つが、テレビ番組での特集です。人気バラエティで取り上げられた直後ということもあり、「番組を見て気になって行ってきた」「TVerで見てから朝ごはんは資さんに」といった声が目立ちます。
三連休と成人の日が重なったタイミングとも重なり、昼どきには「100組以上待ち」「整理券を取ってから80分待ちだった」といった並び報告も多くなりました。番組の影響と休暇中の外食需要がぶつかったことで、一気に行列店のイメージが強まったと言えそうです。
もう一つの大きな要因が、関西・関東への出店ラッシュです。奈良柏木店、南柏店、船橋や岩槻、尻手、鶴見、相模原、藤沢湘南台、さくら夙川、八王子大和田など、新店舗の位置情報付きの写真が次々と上がっています。
「地元にできてうれしい」「ガスト跡地が資さんうどんに変わってワクワクしている」といった声がある一方で、「近所のガストで長居できなくなって少し寂しい」と、馴染みのファミレスが姿を変えたことへの複雑な気持ちも見られます。
行列と味へのリアルな声
今回集まっている声で目を引くのが、とにかく行列に関するコメントの多さです。「122組待ちでさすがに諦めた」「駐車場の待機車列が国道まで伸びている」「資さんうどん渋滞で近隣の道路が混んでいる」といった報告が各地から寄せられています。
特に、郊外型店舗では駐車場のキャパシティを超える人気ぶりで、「隣のステーキ店は空いていて助かるが、渋滞に巻き込まれるのが悩ましい」といった声もありました。チェーン側が導線を整理しつつ、利用者も時間帯をずらすなどの工夫が求められそうです。
味については、「鯖だしの効いたつゆが好み」「柔モチ食感の麺が良い」「ごぼ天がサクサクで感動」「ぼた餅がうどんに驚くほど合う」といった絶賛コメントが多数です。初めて食べた人ほど、ぼた餅との組み合わせの相性に驚いている印象があります。
一方で、「テレビで盛られていたほど肉ごぼ天が山盛りではない」「行列するほどではないかも」「昔、九州で食べた味と少し違う気がする」といった冷静な声や、味の変化を気にする地元勢の本音も見られます。好意的な評価ばかりではなく、率直な感想が入り混じっているところが興味深いポイントです。
行列に並んででも食べたいという熱烈なファンの声と、「そこまで並ぶほどではない」という感想が同時に存在しているのが、今の盛り上がりの特徴です。
ローカルフードから全国チェーンへ
資さんうどんは、もともと北九州のローカルフードとして育ってきたブランドです。それだけに、「小倉まで行かないと食べられない特別感が薄れる」「地元にいた頃は当たり前すぎてありがたみが分かっていなかった」という複雑な声も聞こえてきます。
一方で、関東や関西で初めて資さんうどんに出会った人からは、「九州まで行かなくても本場の味が楽しめる」「ローカルの味が身近になった」と歓迎ムードが強い印象です。同じチェーンでも、住んでいる地域によって受け止め方がかなり違っていることが分かります。
最近は、ガストなど既存のファミレス店舗を業態転換して資さんうどんに変えるケースも増えています。「すかいらーくグループになって株主優待で食べられてうれしい」という声もあれば、「ガスト感が強くて少しさみしい」というコメントもあり、変化の途中ならではの揺れが見えます。
ローカルチェーンが大手グループの力を借りて全国展開していくプロセスが、いまリアルタイムで共有されていると言えます。
資さんうどんを楽しむには
これから行ってみたい人向けに、よく挙がっている定番の楽しみ方を整理しておきます。まずは肉ごぼ天うどんや牛すき鍋うどん、豚汁うどんなど、看板とされるメニューのうち一つを選び、ミニカツ丼やかしわ飯、きなこぼた餅とのセットにするパターンが人気です。
とろろ昆布や卓上の薬味を足して味変を楽しむ人も多く、「とろろ昆布は入れすぎると出汁の風味が変わるのでほどほどに」という“資さん豆知識”も共有されています。おでんをうどんの前に軽くつまむ、という楽しみ方もよく見られます。
混雑を避けたい場合は、朝8時台など比較的早い時間に訪れると入りやすいという声もありました。店舗によっては深夜や早朝まで開いているため、ラーメンではなく“うどんで締める”選択肢として使う人もいるようです。
福岡の他のうどんチェーン(牧のうどんやウエストなど)と食べ比べを楽しむ人もいて、「柔らか麺が好きなら資さん」「コシがほしいなら別の店」と、自分の好みを見つける楽しみ方も広がっています。旅行や出張のついでに複数の店を回ってみるのも面白そうです。
最後に、地元の人たちのタイムラインを見ていると、「全国に広がっても北九州の味らしさは残っていてほしい」という願いが共通して感じられます。全国チェーン化が進む今だからこそ、原点の味や雰囲気をどう守るのかが、今後の大きなポイントになりそうです。
北九州のうどんはやわからさが特徴なのだ。

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