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野球封印パワプロ新作スマホ版 ファンタジーRPGに賛否両論

1月14日に話題となったキーワードは 「パワプロアドベンチャーズ」 です。

スマホ向け新作「パワプロアドベンチャーズ」が2026年春配信予定として発表され、事前登録キャンペーンが始まりました。野球要素をほぼ捨てたファンタジー育成RPGという路線に賛否の声も出ています。シリーズの挑戦とファンの本音は。

何が起きたか

KONAMIがスマホ向け新作「パワプロアドベンチャーズ」を発表し、2026年春配信予定のファンタジー育成RPGとして事前登録を開始しました。

注目を集めたのはなぜか

野球要素をほぼ外した「パワプロ」シリーズという大胆な方向転換に期待と戸惑いの声が一気に広がっています。

ポイント

シリーズおなじみのサクセスを「冒険者育成」に転用する狙い、ブランド名だけが先行していないかという不安が今後の運営にどう影響するかが注目点です。

野球ゲームの顔だったパワプロが、今度は剣と魔法の世界が舞台になっていて、良くも悪くも攻めている企画なのだ。

パワプロ新作は野球封印RPG

KONAMIは1月14日に、新作モバイルゲーム「パワプロアドベンチャーズ」を発表しました。対応OSはiOS/Androidで、配信時期は2026年春予定、基本プレイ無料のアイテム課金制です。30年以上続いてきた「パワフルプロ野球」シリーズから生まれた新作ですが、今回は野球の試合ではなく、剣と魔法のファンタジー世界が舞台になっています。

ゲームの核になるのは、シリーズでおなじみの「サクセス」モードです。プレイヤーは剣士や魔法使いといったジョブを持つ冒険者候補を選び、各アカデミーでイベントをこなしながら育成していきます。シナリオ短縮や一度読んだイベントスキップ、選択肢の結果表示など、周回前提の遊び方を意識した便利機能も用意されているのが特徴です。

育てたキャラクターはパーティを組んで「バトル」に挑戦します。バトル自体はオート進行で、プレイヤーはジョブや属性の相性を考えて編成を組み替える役割を担います。野球の試合操作ではなく、サクセスで育てた冒険者同士をぶつけ合う構成になっているのが最大の特徴です。「ウマ娘」など、育成とオートバトルの組み合わせに親しんだ層にはイメージしやすい構造と言えるでしょう。

公式YouTubeではティザーPVも公開されており、ファンタジー世界を歩き回るパワプロくんや新キャラクターたちの姿が確認できます。サクセスのテキスト量や、どれくらい既存キャラが登場するかといった点も、ファンが注目しているポイントです。

事前登録キャンペーン

発表と同時にスタートしたのが、事前登録と連動した各種キャンペーンです。App Store・Google Playで事前登録を済ませると、配信開始時に通知が届くほか、登録人数に応じてゲーム内アイテムが配布される企画も案内されています。

さらに「パワスピ・ポイントクラブ」では、ストアページをチェックして応募すると抽選でオリジナルアクリルスタンドやAmazonギフトカードが当たるキャンペーンも実施されています。応募者全員にはゲーム内通貨「パワジュエル(無償)」1000個が配られる予定で、スタート段階からある程度ガチャを回せるように設計されているようです。

事前登録はストアでタイトル名を検索し「事前登録」「予約注文」を有効化、ポイントクラブ側で対象キャンペーンにエントリーする流れになっています。ゲームを遊ぶかどうか迷っている人でも、通知と初期アイテムだけもらっておく選択肢は十分ありそうです。

ファンタジー路線への戸惑いと期待

今回、最も議論を呼んでいるのは「パワプロから野球を抜いてしまったこと」です。反応を見ていると、大きく三つのタイプに分かれています。

一つ目は戸惑い派です。「野球要素ないってなるとパワプロのプロってなんだ」「野球じゃないパワプロは果たしてパワプロなのか」といった声が象徴的で、タイトルに「パワプロ」の名を冠する以上、野球とのつながりを期待していた層には違和感が強いようです。中には「リアル野球を求めるならプロスピでいい」「だったらパワポケで出せばよかったのでは」とブランドの切り分けを指摘する意見もあります。

二つ目は懐かしさを覚える肯定派です。「パワポケの裏サクセスみたい」「昔のパワプロやパワポケは育成ゲームで野球はおまけだった」といったコメントがある通り、シリーズのマイナーモードやスピンオフでファンタジーやSF設定に挑戦してきた歴史も確かに存在します。そうした過去作に思い入れがある層ほど、「ようやくあの路線を正面からやるのか」と前向きに受け止めている印象です。

三つ目は慎重派です。「IP的には気になるけど全く楽しそうに見えない」「スマホのパワプロはガチャゲーになるのが目に見えている」「2年もたなさそう」といった声に代表されるように、最近のソーシャルゲーム市場やKONAMIの運営実績を見て冷静に距離を置こうとするプレイヤーも少なくありません。特に、サービス終了が決まった栄冠クロスの記憶が新しいだけに、「また短命タイトルになるのでは」と疑う人がいるのも無理はないところです。

スマホ向けパワプロの流れと今回の位置付け

パワプロシリーズのスマホ向けタイトルといえば、現在もサービスが続いている「パワプロアプリ」が代表格です。一方で、高校野球シミュレーションに特化した「栄冠クロス」はサービス終了が発表されるなど、スマホ市場での立ち位置は常に変化してきました。

その中で「パワプロアドベンチャーズ」は、野球そのものから距離を取り、サクセスの育成部分とRPG的なバトル・編成要素を前面に押し出したタイトルとして企画されています。ナンバリングや既存アプリとは違う客層を狙いつつ、パワプロくんの見た目やおなじみキャラを通じてシリーズファンにもアピールする、いわば両取りを狙った構図と言えるでしょう。

もちろん、そのバランスは簡単ではありません。野球ゲームとしてのパワプロが好きな人にとっては「本流から外れた外伝」に見えますし、RPGとして新規で入ってくる人からすると「知らないスポーツゲームのスピンオフ」にも映ります。重要なのは、どちらの層に対しても遊び始めてすぐ「これはこう楽しむゲームだ」と伝わる導線を用意できるかどうかです。

どんな人に向いたタイトルになりそうか

現時点の情報と反応をまとめると、「パワプロアドベンチャーズ」と相性が良さそうなのは次のような人たちです。サクセスを周回してキャラを作り込むのが好きなプレイヤー、育成したキャラが自動で戦う様子を眺めるのが好きな人、RPGでパーティ編成やジョブの組み合わせを考えるのが楽しいと感じる層です。

逆に、ペナント運営や試合操作こそがパワプロの醍醐味だと考えている人や、スタミナ制・周回前提のスマホゲームに疲れている人には、最初から割り切りが必要になりそうです。スマホ向けの育成RPGである以上、日々ログインして少しずつキャラを鍛える遊び方が想定されているのは間違いありません。

一方で、シリーズキャラの掛け合いや新キャラの設定に期待する声も多く見られます。かつての「猪狩世代」「友沢世代」のように、印象的なキャラとシナリオが生まれれば、野球をしないパワプロでも長期的な人気を得る可能性は十分あります。最終的には、課金バランスとシナリオの質、育成の気持ちよさという三本柱をどこまで仕上げられるかが成否を分けることになるでしょう。

パワポケ……もとい野球をしないパワプロがどこまで受け入れられるかは未知数だけれど、案外やってみると楽しいかもなのだ

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