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大室山

大室山は静岡県伊東市にある標高580メートルの火山である。お椀を伏せたような山容と山頂の噴火口跡が特徴で伊豆高原のランドマークとして知られる。毎年冬から早春に行われる山焼きでも広く注目される。

概要

伊豆東部火山群に属するスコリア丘とされる。山体は国の天然記念物で富士箱根伊豆国立公園の区域にも含まれる。山頂には直径約300メートルほどの火口が残り外周をたどるお鉢めぐりの遊歩道は一周約1キロと紹介されることが多い。晴天時は富士山や相模灘や伊豆諸島まで見渡せる展望が魅力である。山体保全の観点から徒歩登山は原則できず麓から登山リフトを利用する観光動線が定着した。均整の取れた草山の景観は火山地形の分かりやすさと観光性を同時に支えている。

観光

大室山は伊豆高原エリアの観光拠点として扱われる。リフトで上がる空中散歩そのものが体験価値になり山頂では火口を囲む遊歩道を歩きながら写真撮影や景色鑑賞を楽しむ流れが一般的である。火口内側には大室山浅間神社があり安産や縁結びの信仰と結び付けて語られる。火口を利用したアーチェリー場がある点も珍しい要素である。周辺ではさくらの里や城ヶ崎海岸などと組み合わせた周遊が案内され季節は新緑やススキの時期に混雑しやすい。山頂の散策は短時間でも達成感が得られるため家族連れや初めての伊豆観光でも計画に組み込みやすい。

山焼き

大室山の山焼きは伊東の春の風物詩として定着した行事で山全体を焼く壮観な炎景が知られる。起源は良質な茅の育成促進や害虫駆除とされ約700年の歴史が語られてきた。現在は安全管理の下で実施され観光行事として多くの見物客が集まる。進行は火口縁を焼くお鉢焼きののち山肌を一気に焼く全山焼きへ移る形で紹介されることが多い。実施時期は例年2月の第2日曜日を目安とし天候で順延される場合がある。草山の景観を保つ管理と地域行事と観光イベントが重なり合って続いている点が山焼きの要点である。

大室山は山体が天然記念物なので自然を守りながら楽しむ工夫が積み重なってきたのだ!

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