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シール帳の次はお菓子帳ブーム 平成レトロ遊びが親子を巻き込む

1月23日に話題となったキーワードは 「お菓子帳ブーム」 です。

シール帳ブームの次に、小学生の間で「お菓子帳」が注目を集めています。クリアファイルに駄菓子などを貼り付けて持ち歩く遊びで、平成レトロなお菓子パッケージの可愛さも相まって、親世代まで巻き込んだ盛り上がりになりつつあるようです。一方で、本当に大ブームと言えるのか、虫歯やアレルギーは大丈夫なのかといった心配も広がっています。お菓子帳ブームの実態と、親子でうまく付き合うためのポイントとは。

何が起きたか

小学生を中心に、クリアファイルやノートに袋入りのお菓子を貼り付けてコレクションする「お菓子帳」が注目されています。シール帳に続く新しい遊びとして、子どもたちが楽しんでいる様子が多く語られています。

注目を集めたのはなぜか

シール帳やボンボンドロップシールの人気が続く中で、動画や記事で紹介されたことをきっかけに「次はお菓子帳」と話題が広がりました。駄菓子屋やスーパーで手に入る身近なお菓子を使える点も、真似しやすさにつながっています。

ポイント

子どもたちの創意工夫を引き出す一方で、虫歯やアレルギー、食べ物を貼り付けることへの抵抗感など、賛否両論が生まれているのが特徴です。ブームと言えるほどかどうかを含め、大人の受け止め方も分かれています。

シール帳の次はまさかの「お菓子帳」で、子どもの遊び心と平成レトロ感が一気に交差してきた流れなのだ。

お菓子帳ってどんな遊び?

お菓子帳は、クリアファイルノートやリングファイルのページに、市販のお菓子をテープで貼り付けていく遊びです。うまい棒やラムネ、キャンディーなど、色や形がにぎやかな駄菓子を選んで配置し、ページごとにテーマを決める子どももいます。友だち同士で見せ合ったり、どんなお菓子を貼るか相談したりするのも楽しみの一つになっています。

中には、小さな個包装だけでなく、板チョコやカップスナックなど、少し大きめのお菓子を貼り付けて“豪華な1ページ”をつくるケースもあります。袋や箱だけではなく、中身ごと貼っている例もあり、その大胆さに驚く大人の声も上がっています。見た目のかわいさを重視する子もいれば、自分の好きなお菓子だけでまとめたい子もいて、スタイルはかなり自由です。

お菓子帳は、文房具ではなく「食べ物そのもの」をコレクションの主役にする、ちょっと変わった遊びだと言えます。ボリュームのあるお菓子が並ぶことで、開いたときのインパクトが大きく、一目で「すごい」と感じやすいのも人気の理由の一つです。

シール帳ブームと動画文化が後押し

背景には、ここ1〜2年続いているシール帳ブームがあります。立体感のあるシールや、限定デザインのシールを集める遊びが盛り上がりすぎて、人気のシリーズは品切れや入手困難が続いていました。その中で「シールの次に来るもの」として、より身近なお菓子に注目が移った側面があります。

Xでは「ボンボンドロップシールの次はお菓子帳か」「シールが買えないからお菓子に流れていきそう」といった声もありました。シール帳に似た感覚で「並べてコレクションする楽しみ」を味わえるのが、お菓子帳のわかりやすい魅力です。一方で、シールと違って「いつかは食べるか、捨てるか」という期限つきのコレクションになる点は、大きな違いと言えるでしょう。

動画の存在も無視できません。子ども向けの動画やショート動画で「お菓子帳を作ってみた」と紹介され、それを見た子どもが「やってみたい」と言って親におねだりする流れが生まれています。お菓子帳に関する投稿を見て、週末に子どもと一緒にお菓子を買いに行き、帰宅後に一緒に貼り付ける、という家庭も増えています。

親世代・大人がハマる理由

お菓子帳ブームには、子どもだけでなく親世代や大人の楽しみも重なっています。昭和や平成に駄菓子屋に通っていた世代にとって、ココアシガレットや蒲焼さん太郎といった定番駄菓子は、懐かしさそのものです。自分が子どものころに買っていたお菓子を並べながら、当時の思い出話を子どもに語る、という微笑ましい光景も生まれています。

実際に、子どもと一緒にお菓子帳を作ったという大人からは「シールより平和な感じがする」「自分用におつまみ帳を作ってみた」という感想も見られました。胃薬やタブレット菓子など、大人ならではのラインナップでページを埋める楽しみ方もあります。かわいさだけでなく、日常生活に直結した“マイおやつリスト”のような役割を持たせる人もいます。

お菓子帳を親子で楽しむときは、駄菓子屋やスーパーで「予算を決めて好きなお菓子を選ぶ」「色や形のバランスを考えて貼る」「賞味期限の近い順に食べる」といったルールを決めておくと、遊びと暮らしのバランスが取りやすくなります。

「大ブームは言い過ぎ?」という冷静な声

一方で、「小学生の間で一大ブーム」という見出しに違和感を覚える声も少なくありません。「絶対嘘」「無理やり流行らせようとしている感じがする」といった反応や、「周りでは聞いたことがない」という保護者の実感も見られます。地域や学校によって温度差があることは、頭に入れておいた方が良さそうです。

また、「平成文化商法」という言い方に引っかかる人もいます。平成レトロなお菓子パッケージや、当時の女の子向けカルチャーを切り口にした企画が続いているため、「大人や企業が仕掛ける流行に子どもが乗せられているだけでは」という見方もあるからです。シール帳と同じように、お菓子帳も一時的な「バズ」の延長線上にあると捉える人は多いでしょう。

アレルギーや衛生面を心配する声も現実的です。特定の原材料にアレルギーを持つ子にとっては、交換遊びがリスクになりかねませんし、個包装を外したお菓子に素手で触れて交換することに抵抗を感じる保護者もいます。「交換するなら袋ごとがいい」「食べ物を貼るのはちょっと…」という感覚も、ごく自然なものです。

楽しみつつ気をつけたいポイント

実際にお菓子帳を作るときに、意識しておきたいポイントはいくつかあります。まず健康面では、言うまでもなく食べすぎに注意が必要です。「お菓子帳に貼るため」と理由をつけて、普段より多くのお菓子を買い続けてしまうと、虫歯や生活習慣への影響が心配になってきます。貼る分と食べる分を分けるなど、ルールを決めておくと安心です。

次に、保存と衛生の問題があります。常温で長く置いておくと、お菓子が湿気を吸ったり、夏場には溶けたりする可能性があります。チョコレートやゼリーなど傷みやすいものは避ける、冷暗所に保管する、一定期間が過ぎたら中身は処分するなど、家庭内での決めごとがあった方が良いでしょう。交換する場合は、袋ごと貼る・開封したものは交換しないといった線引きも大切です。

お菓子はあくまで「食べ物」であり、映えのための道具ではないという感覚を、親子で共有しておきたいところです。お菓子帳づくりをきっかけに、「食べ物を無駄にしないこと」「アレルギーや衛生面に気を配ること」を話し合う場にするのも一つの使い方です。

学校に持ち込むかどうかも重要なポイントです。シール帳と同じく、友だち同士のトラブルやルール違反につながりやすいため、「お菓子帳は家で楽しむもの」という線を引く家庭も少なくありません。特に低学年の場合は、先生や保護者の目が届きにくい場所でお菓子のやり取りが行われないよう、あらかじめ約束をしておいた方が安心です。

ラッピングからデジタルまで アレンジのヒント

お菓子帳というアイデア自体を、もっと無理なくアレンジする方法もあります。中身そのものではなく、食べ終わった後の包装紙や箱の一部を切り取って貼る「パッケージ帳」にすれば、衛生面の不安はぐっと減ります。お気に入りの駄菓子のロゴだけを集めたり、バレンタインやクリスマスの限定デザインだけをテーマにしたページを作ったりと、工夫の幅も広がります。

スマートフォンやタブレットを持つ家庭なら、写真で残す「デジタルお菓子帳」も一案です。買ったお菓子を食べる前に撮影し、アプリでアルバムにまとめれば、物理的なスペースを取らずに記録できます。写真にコメントを付けて「どんな味だったか」「誰と食べたか」を書き込むと、小さな食べ歩き日記にもなります。

大人向けにアレンジするなら、おつまみやご当地スイーツだけを集めた「おつまみ帳」「ご当地お菓子帳」にするのも面白いでしょう。旅先で買った限定お菓子を記録しておけば、思い出アルバムとしても機能します。家にある保存容器やポーチを使って「お菓子ポーチ」を作り、中身を入れ替えながら楽しむスタイルも、実用性が高い遊び方です。

工夫次第で、お菓子帳は「買って貼るだけ」の遊びから、選ぶ・飾る・記録するまでを含んだ創作体験に変えていけます。子どもの発想に寄り添いながら、家庭ごとのルールや価値観を反映させてアレンジしていくことが、長く楽しむコツになりそうです。

お菓子帳は、うまく付き合えば「お菓子を通じて親子で遊びながら学べるツール」にもなるので、ルールを決めつつ自分たちなりの楽しみ方を探してほしいのだ。

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