1月24日に話題となったキーワードは 「メダリスト」 です。
フィギュアスケート漫画原作のアニメ『メダリスト』第2期が1月24日から放送・配信開始し、OPや配信形態をめぐって多くの声が上がっています。HANAによる新OPやYouTubeの期間限定無料配信、ディズニープラス独占や他サービスでの有料配信など、期待と戸惑いが入り交じる反応が広がる中で、ファンの期待と不満が交差する理由とは。
何が起きたか
フィギュアスケートを題材にしたアニメ『メダリスト』第2期が1月24日深夜から放送開始となり、第14話「選手宣誓」が公開されました。テレビ放送と同時に、見放題・レンタル・期間限定無料など複数の配信形態が取られたことで、視聴方法をめぐる話題が一気に広がっています。
注目を集めたのはなぜか
OP主題歌を7人組ガールズグループHANAが担当し、リンク上で女の子たちが群舞を披露する華やかな映像が公開されました。作品の雰囲気と合っていると絶賛する声と、従来の印象とのギャップに戸惑う声がぶつかり合い、議論を呼んでいます。
ポイント
配信はディズニープラスの見放題を軸にしつつ、他サブスクではレンタル、公式YouTubeでは期間限定無料という複雑な形になりました。さらに原作14巻の発売や電子版巻末広告をめぐる意見も重なり、アニメと漫画の両面で「メダリスト」の盛り上がりとモヤモヤが同時進行しているのが現在の状況です。
アニメも原作も全力疾走中で、うれしいワクワクと配信まわりのモヤモヤが同時に押し寄せている作品なのだ。
第2期スタートで一気に熱量アップ
アニメ第2期は1月24日深夜放送のscore14「選手宣誓」からスタートしました。第1期で全日本ノービスを目指してきたいのりが、いよいよ中部ブロック大会のリンクに立つところから物語が再び動き出します。初めての大舞台に胸いっぱいのいのりが、ノービスAの同世代ライバルたちに元気よく挨拶して回る様子に、「あの引っ込み思案だった子がここまで来たのか」と成長をかみしめる声が多く見られます。
一方で、冒頭からいのりのモノローグとスケーティングが印象的なアバンが流れ、氷の軌跡やカメラワークの滑らかさに注目する人も少なくありません。さらに夜鷹純と狼嵜光の過去エピソードなど、原作読者が「ここをアニメで見たかった」と語る場面も早速盛り込まれ、第2期も熱量の高いスタートとなりました。
新OPとEDへの評価と違和感
今期の大きな話題が、HANAが歌う新OP「Cold Night」です。リンクで7人の少女たちが群舞を披露するアイスショー風の映像と、ガールズグループらしいボーカルが合わさり、「アイスショーそのものみたいで華やか」「7人それぞれに個性と輝きがあって、作品のテーマと重なる」といった好意的な声が多く上がっています。
その一方で、「わちゃわちゃしたガールズグループ感が強くて、フィギュアスポ根のイメージと違う」「アイドルアニメっぽく見えてしまう」という違和感も少なくありません。特に第1期OPである米津玄師の楽曲との印象的なつながりが強かった層ほど、トーンの変化に戸惑いや寂しさを覚えているようです。OP映像と楽曲の組み合わせが、視聴者それぞれの「メダリスト像」にどこまでフィットするかが、賛否の分かれ目になっていると言えます。
EDではConton Candyの「Rookies」が、選手たちの日常を切り取ったような映像と共に流れます。練習帰りの風景やちょっとした仕草が描かれ、「光ちゃんの日常が垣間見えてうれしい」「試合前後の緊張からふっと解き放たれる感じがいい」と評価する声も多く、第2期全体の空気感を支える重要なピースになっています。
配信形態への戸惑いと救済策
放送・配信の形も大きな話題の一つです。ユーネクストやNetflix、アマプラで見ようとして「見放題にない」「レンタルになっていてびっくりした」という声が複数上がっています。dアニメストアでもレンタル扱いになっているため、「課金しないと見られないのはつらい」「せっかくの名作なのに広がりにくい」と残念がるファンも目立ちます。
一方で、ディズニープラスでの独占見放題配信に対しては、「入っているからこそ言うけど、囲い込みは作品のためにならない」という複雑な本音も見られます。過去の作品でも、ディズニープラス独占だと他サービスに来ないケースが多かったため、「メダリストもそうなってしまうのでは」と心配する声が出ている状態です。
そんな中で、「録画し損ねたけれど公式YouTubeに1話があって助かった」「コメント付きで一緒に盛り上がれるのがうれしい」と、公式チャンネルでの期間限定無料配信を歓迎する声も数多く見られます。テレビ朝日の深夜放送枠でリアタイする人、ディズニープラスでじっくり見る人、YouTubeで追いかける人と視聴スタイルは分かれていますが、複雑な配信形態への不満と、公式が用意した無料配信という救済策への感謝が同時に語られているのが今の特徴です。
原作14巻と電子版広告への議論
アニメ第2期のスタートとほぼ同時期に、原作コミックス第14巻と公式ファンブック2も発売されました。書店アカウントや公式ストアが「本格的なスポーツ漫画が好きな人におすすめ」「読むと勇気をもらえる作品」と紹介しており、アニメきっかけで原作に戻る動きも出ています。初めて読む人はもちろん、5巻からの「ムキムキ」期を再読しているという声もあり、コミックス側の熱量も高いままです。
一方で、電子版14巻の巻末に別作品の試し読みが掲載されたことが議論の種にもなっています。本編の余韻をじっくり味わいたい読者からは「感情が一気に切り替わってしまう」「まだいのりたちの世界に浸っていたかったのに」といった戸惑いが出ています。その一方で、「新しい作品との出会いがあって良かった」「広告戦略としてはアリ」という前向きな意見もあり、出版社の巻末広告のあり方を考えるきっかけにもなっています。
スケート描写とキャラクターの魅力
第2期の映像面での進化も、多くの人が口をそろえるポイントです。特に光のスケーティングシーンでは、「3DCGなのを忘れるぐらい違和感がない」「背景と溶け合うような臨場感」といった感想が目立ちます。ジャンプやスピンの動きの細かさに加えて、氷の削れ方や照明の反射まで丁寧に描かれていることが、フィギュア経験者にも高く評価されています。
キャラクターの面では、いのりが初対面の選手たちに「ムキムキ挨拶」を決めるシーンが強い印象を残しました。かつては人前で話すことすら苦手だったいのりが、筋トレをきっかけに自分の強みを誇らしく見せられるようになった姿に、「毎回泣ける」「名場面集を見るだけで涙が出る」という声も出ています。狼嵜光や岡崎いるかといったライバル勢も本格的に動き始め、親目線で見守るようなコメントが増えているのも、第2期ならではの盛り上がりです。スポーツとしての厳しさとキャラクターの成長ドラマが、スケートシーンとモノローグの両方から立ち上がってくるところが、『メダリスト』の大きな魅力になっています。
これからの第2期に寄せられる期待
score14はまだ開会式までの導入回にもかかわらず、「開会式だけで面白い」「ここから先の中部大会が怖いくらい楽しみ」といった声が多く、第2期全体への期待値は非常に高い状態です。中部ブロック大会でのショート・フリー、エキシビションの流れの中で、OPで描かれた7人の群像がどのように試合と絡むのかを楽しみにしている人も少なくありません。
また、「続きは漫画で一気に読みたい」「アニメでハマったから原作を買いに行った」といった声もあり、アニメと原作が相互にファンを送り合う好循環も生まれています。配信形態には課題が残りつつも、第2期のクオリティや主題歌の力、そして登場人物たちのひたむきさが、それを上回る熱量で受け止められていると言えるでしょう。
原作14巻や公式ファンブック2も同時に盛り上がっているので、アニメで心をつかまれた人は本屋さんにも寄り道してほしいのだ。

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