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リブート

『リブート』は、2026年1月期にTBS系の日曜劇場枠で放送されているテレビドラマ。妻殺しの濡れ衣を着せられたパティシエが、事件を追う悪徳刑事に顔を変えて生き直し真相に迫る。主演の鈴木亮平が二人の主人公を演じ分ける、家族愛と裏切りが交錯するサスペンスとして注目される。

概要

ハヤセ洋菓子店を営むパティシエ早瀬陸は、失踪していた妻の死が確認された直後に、身に覚えのない証拠で妻殺しの容疑者に仕立て上げられる。追い詰められた早瀬は、自分を追う刑事の顔に作り替えて生き直すリブート、再起動を選び、真犯人を探す側へ回る。

本作の核は、無実の一般人が捜査権力の側へ入り込むという倒錯した設定にある。早瀬は儀堂歩として振る舞いながら、儀堂が築いてきた裏社会との関係や警察内部の力学にも飲み込まれていく。家族を守るための変身が、より大きな嘘の連鎖を生むという構図が、物語の緊張感を支える。

鈴木亮平は、温厚でお人好しなパティシエとしての早瀬と、違法な捜査も厭わない悪徳刑事としての儀堂を同一人物が担う形で演じる。物語上は早瀬が儀堂になりすますが、周囲の人物は本物の儀堂として接してくるため、日常会話や立ち居振る舞いの微細な違いが疑念の火種になる。顔が同じでも人格は同じにならないという当たり前が、最大のスリルとして機能する。

制作面では、脚本に黒岩勉、演出に坪井敏雄らが名を連ね、日曜劇場らしいスピード感と転換の多さが特徴とされる。主題歌はMr.ChildrenのAgain。登場人物の多くが何らかの秘密や嘘を抱え、誰の言葉もそのまま信じにくい設計になっている点も、考察型の視聴体験を促している。

ストーリー

物語は、早瀬の妻夏海の失踪から始まる。店と家族を守りながら帰りを待ち続けた早瀬の前に、刑事儀堂が現れ、山中で見つかった遺体が妻だと告げる。葬儀の場には、夏海が関わっていた企業ゴーシックスコーポレーションの関係者も姿を見せ、早瀬は不可解な質問を受ける。悲しみが収まらないうちに、警察は家宅から端末類を押収し、早瀬に容疑が向けられていく。

追い詰められた早瀬に接近するのが、公認会計士の幸後一香である。一香は、早瀬に儀堂の顔へ変える計画を提示し、早瀬は家族と過去を捨てる決断を迫られる。こうして早瀬は儀堂になりすまし、捜査の内側から真犯人を追うが、監察官の真北正親による執拗な監視が待ち受け、安易な行動は即座に破綻へつながる。

序盤では、事件そのものの謎に加えて、儀堂が裏社会や合六亘とどのようにつながっているのか、一香が何のために早瀬を助けるのかが焦点となる。さらに、別件として10億円規模の強奪事件が絡み、早瀬は期限付きの探索を強いられる。真相へ近づくほど、早瀬が守りたいものの輪郭が揺らいでいく構成が、毎話の引きを強めている。

登場人物

  • 早瀬 陸 洋菓子店を営むパティシエ。妻殺しの濡れ衣を着せられ、儀堂の顔で生き直す道を選ぶ。
  • 儀堂 歩 警視庁捜査一課の刑事。裏社会ともつながる悪徳刑事で、早瀬がなりすます相手でもある。
  • 幸後 一香 公認会計士。早瀬に手を貸し、顔を変える計画にも関与するが真意は読み取りにくい。
  • 冬橋 航 合六の部下として動く人物。企業側と事件の接点を担う。
  • 足立 翼 捜査一課の刑事。捜査実務の前線で早瀬に圧力をかける側に立つ。
  • 真北 正親 監察官。儀堂の動きを強く疑い、執拗に監視する。
  • 合六 亘 ゴーシックスコーポレーション代表。表の顔とは別に裏の顔を持ち、儀堂とも関係する。
  • 海江田 勇 企業の顧問弁護士。葬儀の場で早瀬に不可解な問いを投げかける。
  • 早瀬 夏海 早瀬の妻。失踪と死亡確認をめぐる出来事が物語の起点になる。
  • 早瀬 拓海 早瀬の息子。父の選択が家族に及ぼす影響を映す存在。
  • 早瀬 良子 早瀬の母。家族の生活基盤である店と家庭を支える。
  • 儀堂 麻友 儀堂に関わる人物。儀堂の背景を補う軸として配置される。

主題歌がMr.ChildrenのAgainで、物語の緊張感に対して余韻の残る温度差が効いているのだ!

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