平野レミは、家庭料理を明るく大胆に楽しむ姿勢で知られる料理愛好家・タレント・シャンソン歌手。テレビや著作、キッチン用品開発など多方面で“料理を続けやすくする工夫”を発信している。
概要
テレビ番組で見せる歯切れのよい語り口と、日常の台所目線に根差した発想力で広く知られる。本人はしばしば「料理研究家」よりも「料理愛好家」を自称し、専門性を誇るよりも、誰でも続けられる気楽さや楽しさを優先する立ち位置を明確にしてきた。“うまくやる”より“続けられる”を大事にする姿勢が、平野レミの発信の核といえる。
若い頃は歌の世界で経験を積み、のちに料理の分野で存在感を強めた。イラストレーターの和田誠と結婚し、家庭を営む中で培った実感のあるレシピや段取り術が、番組出演や連載、書籍へとつながっていく。代表的な特徴は、工程を減らす工夫、材料の代替、洗い物を増やさない段取りなど、生活者の負担を軽くする設計にある。テレビではNHKの料理番組などで、短時間で仕上げる“早わざ”や、盛り付け・道具の使い方まで含めた見せ方が話題になり、料理のハードルを下げる入口として支持を集めてきた。
また、キッチン用品の監修・開発でも知られ、調理のストレスを減らす道具作りを提案している。フライパンをはじめとする道具の定番化は、単なるグッズ紹介にとどまらず、「失敗しにくい環境を整える」という思想の延長線上に位置づけられる。近年はSNSやウェブでの発信も含め、家族や日々の食卓をめぐる等身大の言葉が共感を呼ぶ一方、豪快な演出や言い切りの強さが“元気をもらえる”という評価につながることも多い。料理を技能ではなく生活のリズムとして捉え直す提案者として、幅広い層に影響を与えている。
『きょうの料理』のレジェンド、数々の名言で知られるのだ…

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