神村学園は、鹿児島県いちき串木野市に本部を置く学校法人で、幼稚園から高等部、専修学校などを擁する総合教育学園として知られる。部活動の全国レベルでの活躍も多く、近年も各競技で注目を集めている。
概要
1956年に創立。建学の精神として「実学」に基づく人づくりを掲げてきた。学園内では「やかぜの精神」といった合言葉も用いられ、生活指導や学習、部活動まで一体で育成する校風が語られることが多い。
教育理念の柱は「人柄教育」「個性教育」とされ、学力や資格の獲得だけでなく、社会で力を発揮するための礼節・マナー・モラルを重視する点が特徴である。「実学」と「人柄」を両輪に据えた総合教育を打ち出し、進学実績とともに専門的な技能教育にも力を入れている。
一方で、神村学園を広く知らしめているのがスポーツ分野での存在感である。硬式野球、男女サッカー、女子駅伝などが全国大会に出場する強豪として知られ、全国的な話題になることも少なくない。女子駅伝では、全国高校駅伝の記録欄に1時間6分04秒(2020年11月5日)といった国内最高水準のタイムが示されるなど、長距離部門でのブランドを形成してきた。「競技力」と「学校としての育成方針」を結び付けた強化体制は、学園の特色としてしばしば取り上げられる。
近年も全国高校駅伝をはじめとする大舞台に向けた動きが報じられ、選手個々の成長やチームづくりが注目点となっている。学業と競技の両立を前提にしつつ、地域に根差した学校として進学・資格・部活動の各領域で存在感を示すことが、神村学園の現在地だと言える。
「やかぜの精神」は、「やればできる」「かならずできる」「ぜったいにできる」精神のことなのだ。

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