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シソンヌじろうNHK大相撲中継に出演 その相撲愛で存在感を示す

1月18日に話題となったキーワードは 「シソンヌじろう」 です。

NHK大相撲初場所七日目の中継にシソンヌじろうがゲスト出演し、「親方」と呼ばれるほど相撲愛あふれる解説を見せて注目を集めました。青森出身の親方や力士とのつながり、劇場版有吉の壁の公開タイミングも相まって、Xでは好意的な感想が相次いでいます。なぜここまで視聴者の心をつかんだのか、その背景を整理します。

何が起きたか

NHKの大相撲初場所七日目の中継に、お笑いコンビ「シソンヌ」のじろうがゲストとして登場し、放送席から土俵を見つめながら相撲談義を繰り広げました。

注目を集めたのはなぜか

芸人らしい目線で相撲の魅力を語りつつ、落ち着いたトーンで解説に溶け込む姿が話題になり、「親方してきました」と本人が振り返るほど相撲愛が伝わったからです。

ポイント

青森・弘前という共通ルーツを持つ親方や力士との縁、劇場版「有吉の壁」とのタイミングも重なり、スポーツ中継とバラエティの境界が少しだけ近づいた一日になりました。

芸人さんが本気で相撲を語ると、ここまでワクワクするのだと感じた一日だったのだよ。

シソンヌじろうはどんな芸人か

シソンヌじろうは、コントを中心に活動するお笑いコンビ「シソンヌ」のボケ担当として知られています。青森県弘前市出身で、津軽弁を織り交ぜたトークや、日常の違和感をじわじわ広げていくコントが持ち味です。

テレビではバラエティ番組やコント番組に出演しつつ、自身のエッセイやラジオ、舞台公演などでも活動の幅を広げてきました。近年は「有吉の壁」シリーズでの存在感や、映画版への出演によって、コントファン以外にも名前が届くようになっています。

シソンヌじろうは、青森県弘前市出身のコント師であり、カープファンや麻雀好きとしての顔に加え、相撲好きとしても語られることが多い芸人です。

今回の大相撲中継ゲスト起用は、こうした相撲トークの上手さや、青森出身という縁を含めて「相撲好き芸人」の一人として認知されつつある流れの延長線にあると言えます。

NHK大相撲ゲスト出演で見えたもの

今回の中継では、じろうは向正面のゲストとして登場しました。スーツ姿で座るシルエットだけを見ると、初見の視聴者にはNHKの解説者や職員と見分けがつかないという声もあり、「知らない人が見たら完全にアナウンサー」といった感想も飛び交いました。

一方で番組が進むにつれて、「昔からずっと観てきたファン」ならではのコメントが目立ちます。子どもの頃にテレビで見た名勝負の話や、好きな力士のタイプ、幕内下位の取組までしっかりチェックしている様子など、飾らない口ぶりの中に相撲への熱量がにじんでいました。

芸人として笑いを取りに行くのではなく、あくまで一人の相撲ファンとして土俵を楽しんでいる姿が、視聴者には新鮮に映ったと言えます。

放送席で光った「相撲オタク」目線

Xに寄せられた反応を眺めると、じろうのコメントで特に印象に残った点として、視点の細かさが挙げられています。力士の僧帽筋や体つきに注目した一言、土俵入りや立ち合い前の表情の変化へのコメントなど、単に勝敗だけでなく「どう勝つか」「どんな体で戦っているか」にフォーカスしていた点です。

さらに、結びの一番が取り直しになった場面では、カメラワークへの言及も話題になりました。土俵のアップから一気に客席全体を引きで映す演出を「大好物」と語り、テレビ中継そのものの面白さを言葉にしてくれたことで、同じ画面を見ていた視聴者の熱量も上がったと考えられます。

試合そのものだけでなく、「相撲中継」というコンテンツの作り方まで楽しめる人は多くありません。そこに踏み込んでくれたことで、映像制作や演出に興味がある層も「わかる」と共感しやすい時間になりました。

SNSの反応から見える三つのポイント

Xに寄せられた多くの反応を整理すると、おおまかに三つのポイントが見えてきます。

一つ目は、「相撲を久しぶりにちゃんと見た」という声です。ふだんは地元力士の勝敗だけ確認している程度の人でも、「じろうが出ているなら見てみよう」とテレビをつけたというコメントが目立ちました。好きな芸人がきっかけになって競技に触れる、このパターンは野球やサッカーでも見られますが、相撲でも同じ現象が起きたと言えます。

二つ目は、「思っていた以上に解説として馴染んでいた」という驚きです。落ち着いた声と語り方、アナウンサーとのやり取りの自然さから、「初めてなのに違和感がない」「最初からそこにいたみたい」という評価が多く見られました。芸人でありながらも前に出過ぎず、番組の空気を崩さなかったバランス感覚が好意的に受け取られています。

三つ目は、「青森勢への愛情が伝わる」という点です。西岩親方や関ノ戸親方と同じ弘前出身であること、青森ゆかりの力士の取り組みでテンションが上がる様子など、地元トークが中継に温度を加えていました。視聴者の側も「同じ青森県民として誇らしい」という感情を共有しやすかったようです。

青森・弘前ラインが生むストーリー性

今回の放送席には、元若の里の西岩親方、元岩木山の関ノ戸親方という、いずれも青森県出身の親方が並びました。そこに同じ弘前市出身のじろうが座る構図は、相撲ファンから見てもかなりレアな光景です。

青森県はこれまでも多くの力士や親方を輩出してきた「相撲どころ」として知られています。その文脈の中に、今回はお笑い芸人が加わりました。土俵の上で戦うわけではないものの、言葉で相撲の魅力を伝える「語り部」として、青森勢の一員のように受け止められたのが印象的です。

スポーツの世界で「地元出身者」が果たす役割は大きく、今回は芸人という形でその輪が広がったとも言えます。

劇場版「有吉の壁」との絶妙なタイミング

ちょうど同じタイミングで公開されたのが、「有吉の壁」の劇場版です。番組ファンの間では、映画の来場者特典としてシソンヌじろう演じるキャラクターのカードが配られたことや、劇中での役どころが話題になっていました。

そんな中でのNHK大相撲ゲスト出演だったため、「今日は映画館でもテレビでもじろうづくし」「有吉の壁ルートから相撲に入った」という声も上がっています。バラエティで見せる顔と、相撲中継で見せる落ち着いた顔。そのギャップが、より一層彼の印象を強くしました。

もちろん、NHKの中継が映画の宣伝枠というわけではありません。ただ、同時期に複数の場で目にすることで「今年はじろうの年になりそう」というムードが生まれたのは確かです。

スポーツ中継と芸人ゲストのこれから

スポーツ中継に芸人を呼ぶ流れ自体は珍しいものではありませんが、相撲は伝統色が強く、解説席のキャスティングも保守的になりがちなジャンルです。そこに、ネタ番組やバラエティで活躍するコント師が入っていくのは、視聴者から見ても新鮮でした。

今回の反応を見る限り、ポイントになったのは「にわかファン枠」としてではなく、かなりコアな知識と愛情を持っていることが伝わった点です。単に盛り上げ役に徹するのではなく、相撲という競技そのものへのリスペクトを前面に出したことで、従来のファンからも受け入れられやすくなりました。

今後、他競技を含めて「競技+芸人ゲスト」という組み合わせが増えていく中で、どのようなスタンスで番組に入っていくべきか、今回の事例は一つのモデルケースになりそうです。大相撲を日常的に追いかけているファンにとっては、「自分たちと同じ温度で語ってくれる芸人が放送席に来てくれた」という喜びがありました。一方で、ふだんはあまり見ない層にとっては、「好きな芸人がきっかけで相撲の奥深さに触れられた」貴重な機会になりました。

スポーツとお笑いがちゃんと敬意を持って混ざると、こんなに心地いい時間になるのだと実感したのだよ。

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